カプサイシンの効果って?

トウガラシに含まれている成分として有名なカプサイシン。

ただ単に辛味をもたらすだけではなく、健康面に好ましい影響を及ぼすとされています。

カプサイシンは、体内に入ると胃や腸で吸収され、血液によって全身に運ばれます。

脳にたどり着いたカプサイシンは、中枢神経を刺激し、アドレナリンなどのホルモンの分泌を促進する効果があるといわれています。

また唾液や胃液の分泌も促す効果があるため、食欲を増進させる作用も。

食前・食間にカプサイシンを摂ることで、胃腸の弱い方も楽しい食事を満喫できるでしょう。

さらに、カプサイシンは減塩のために利用することも可能です。

料理にトウガラシを使うと、カプサイシンの辛味だけで十分料理に味がつくため、ごく自然に塩を使う量を減らすことが可能です。

ダイエット中の方や、糖尿病など生活習慣病を治療中の方は、トウガラシを有効に活用して減塩を図ってみてはいかがでしょうか。

カプサイシンは熱に強いため、調理の後も有効な成分が失われることなく、効能を十分に得ることができます。

さらに、カプサイシンには消毒作用、免疫力増進効果もあるといわれています。

夏は食品を腐敗から守り、冬は風邪の予防に効果を発揮します。

トウガラシが苦手な方は、サプリメントなどを利用してカプサイシンを摂り入れてみましょう。

薬用効果としては、古くから皮膚引赤薬や健胃駆風剤として用いられています。

漢方の世界でも肺炎、リウマチ、神経痛、筋肉痛などの治療に利用されてきました。

あまり知られていませんが、市販の温シップの温熱効果も、カプサイシンの皮膚温上昇作用を活用したものです。